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  連  〜変革No1より〜
  1967年 グループ変革に投稿 小波 淳(ペンネーム)

 

一頭の牛の体が二つに離れた
床一面に拡がる赤い液
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スクリーンいっぱいに赤い液

彼は嘔吐を覚えた
体が二つに離れたのは
赤い液が噴き出したのは
まさに彼自身であった

私は不具者だ
でも私が悪いのじゃない
親が責められるべきなのか?
私が働いても
あなたと同じ事をやっても
私は劣る
報酬も少ない
だが払った努力は
私の方が多かったのだ
あなたはずるけていた


兎と亀の寓話があった
両親はいつも語ってくれた
努力すれば必ず報われるものです
だが その確信も
私が一息息を吸う毎に薄れた
ほんの一息吸う毎に

そして
赤い液がスクリーンいっぱいに
拡がった時
その確信も全て消え去ってしまった
と語る彼

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