父はいいました
あそびごとはそれくらいにして
そろそろべんきょうにあたまつかっては
もうすぐしゅうしょくだよ
僕はひやみずをかけられたようなきがしました
それはきょくりょくさけていたことでした
僕はこたえました
ちゅうこくはきいておきます
きめるのは僕ですから
こういってしまって
父とはなしあえないじぶんにはらただしさをおぼえました
そしたら
えみをたたえていた父のかおがすこしゆがみました
ばんしゃくで わずかにあからんだかおをしていいました
それでもいいだろう
でも
じゅうけつしためは
ふまんをかくしきれていませんでした
そのときでした
また僕がわらってしまったのは
父もやはりわらっていました
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